第52章 テストの時間
私達はとにかく勉強した。
わからない事は先生の分身に聞きまくった。
さしもの殺せんせーも忙しすぎて、
分身の形が大きく乱れるほどに……。
ここで無様な結果を出しては……
たとえ暗殺に成功しても……多分私達は胸を張れない生徒は殺し……先生は教えた……教え通り第二の刃を身につけた事……標的に報告できないままじゃ卒業できないから!
私は……誰にもバレないように……こっそりと勉強をした。
そして 決戦の日がきた。
私達が、テストを受けに本校舎へ向かい、
3-Aの教室の前を通ると生徒達が「E組殺すE組殺すE組殺すE組殺すE組殺すE組殺す」と呪文のように言っている……。
うわー殺されるの?嫌だなぁー。返り討ちにしてあげるからねー!!
……なんつー目してるんだよ……殺気立つってこの事か……。恐くないねとねー。私の殺気の方が怖いけどね??多分!