第51章 文化祭の時間(2)
「うわああああ!」
「あんたもだ。こんな時まで気配を消すな」
草陰からロヴロさんが、ぬっと出てくる
「フッ、あの標的(タコ)に招かれてな。そこの少女は気づいたいたみたいだぞ?俺の気配。」
「そうか……。あんたも生きてて何よりだ」
「失礼かもしれないが、よく君が「死神」を倒せたものだ。いかに君が手練でも・・・「死神」だけは次元が違うと思っていた」
「俺1人じゃ無理だっただろうな。あんたの弟子が心配してたぞ行ってやれ」
「ああ」
二人の様子を見ている私達……
「な、なんだあの怖いオッサン……どー見ても一般人じゃねぇ……」
と怯えている……。
「マイルド柳生。浅草演芸場の重鎮なんだ」
なにその顔!渚……止めてよ!
笑えるから!あー、マジヤバイ。ポーカーフェイスが……崩れる。