第44章 特別授業の時間
屋根の上にて……
「(結衣さんは、勉学においては天才的で、教科書を読むだけで理解をしてしまう……ただ、そんな彼女は……それをもっと磨くために夏休み中誰にもばれないように勉強をしていましたね。ついでに暗殺で使う防御の本も読んでいましたね……)」
「(カルマ君……君は喧嘩においてはE組一番飛び抜けている。天才的だ。そして、体も鍛えている。夏休み中の大量の予習……先生は見逃しませんでしたよ。カルマ君もまた、影で物凄く努力しています。)」
「(二人は……努力家ですね。)」
「渚~?」
「あ!うん!!」
僕らは暗殺者……ターゲットは先生!
明日も先生を殺して……強くなる!