第39章 王様ゲームの時間(1)
「「王様だーれだ。」」
「……私だわ……。」
・・・。イリーナ先生だぁ!
絶対に、Dキスだ!!
「んー、そうね、3番は5番に、2番は4番にディープキスをしなさい。20秒。」
ほら!!そう来るとおもったよ‼
「あ。俺……3番……」
「何で僕が2番なの……。」
「「何で私が5(4)なの!」」
「え……。結衣5番?」
「カエデ……4番?」
「「……(これ絶対いつか結婚とかしそうなペアだよな!)」」
あぁーー!皆の前で……キスとか……
恥ずかしくて……死にそう……カエデも顔真っ赤だし……。
「さぁーて結衣……覚悟は良いかな?」
「……なっ……」
何でそんなに楽しそうなのよ!!
こっちは死ぬほど恥ずかしいのに!
「んっ」
「茅野……ごめんね……」
「え?んんんっ!!」
「ふぁっ……やぁっ。んんっ」
「なぎ……ふぁ……んんんっ!!」
「終了よ。」
「「はぁーっはぁーっはぁーっ。ビッチ先生のバカ!」」
「結衣が……私のこと……ビッチって……。」
……もう嫌だよ……
「楽しかったね~?」
「写真とっておけばよかった。」
楽しくもないし、撮らなくても良いよ。
…王様ゲームはこんなに疲れるものなの?