第35章 カルマの時間
避けられるけど……こっちから攻めこんだら
捕まるからな……。
「どうしたぬ?攻撃しなければ、ここを抜けられないぬ。」
「どうかなぁ~?あんたを引き付けるだけ引き付けといて、その隙に皆がちょっとずつ抜けるってのもありかと思って。」
ちらっと結衣の方を見ると……凄く心配そうな顔をしていた……。早くケリをつけないとな。
「安心しなよ。そんなコスイ事はなしだ……今度は俺から行くよ。あんたに合わせて、正々堂々素手の怠慢で決着つけるよ。」
「良い顔ぬ。少年戦士よ。お前となら出来そうだ。暗殺業界では大変できないフェアな戦いが!」