第31章 練習の時間
「「ロヴロさん。」」
お!渚と……被った。
「「(この二人……)」」
……?何かびっくりされた??
「一番優れた殺し屋ってどんな人ですか?」
「私も渚と同じ質問です。」
「(よくよくみれば素質がある。おまけに……)興味があるのか?殺し屋の世界に。」
「「いや、別に……。そういう訳じゃ……」」
最高の殺し屋は……
死神……という男……。死神さんね……。
神出鬼没 ……冷酷無比の……死神……
世界でたった一人……か。
このまま……殺していくと……会える……。
いや……本物の死神さんには……会えないでしょう。
「では、少年、少女よ……君達には……必殺技を授けてやろう。プロの殺し屋が教える必殺技だ。」
必殺……技……。
「「今のが……必殺技……?」」
「そうだ。」
……これを暗殺に組み込めればいいのだけれど。