第29章 期末の時間
「「ふぁぁ。」」
「こらっ!カルマ君!結衣さん!真面目に勉強しなさい!君たち二人なら充分、総合トップを狙えるでしょう!」
いやー、眠いんだもん。昨日……それをやりすぎて……。
それに、昨日……何かA組とかけしたんだって。
「言われなくてもちゃんと採れるよ。あんたの教え方が良いんでね。けどさ、殺せんせ~。あんたさ最近、トップ、トップって、フツーの先生みたく安っぽくてつまらないよね。」
そうだね。最近、トップ、トップ……
正直煩いかも。
「それよりどーすんの?明らかに、何か企んでるよね?そのA組がだした条件って。」
それねー。よくよく思うよ。
「心配ねぇーよ。カルマ。このE組が、これ以上失なうものはねぇーよ。」
その辺りからの事は覚えていない。
爆睡してしまったからね……。
このとき皆思っていた……
((平気か?こいつ!!勝つ気あるのかよ!))
……とね。