第25章 寺坂くんの怒の時間
「結衣?着いたけど入らないの?……あ、さっきの事意識しちゃった??変態さんだね~、」
「なっ!違う……んっぁ。」
玄関に入った瞬間に、トロけるような甘いキスをしてきた。
少し開いた……私の口にカルマ君の熱い舌が入ってきて、私の舌に絡めて離さない……
「んっ。ふぁ。んぁっ」
窒息しそうになったとき……ようやく、唇が離れた。二人の口からは銀色の糸が、出ていた。
「はぁー……はぁー……。何で……息切れして……ないのよ。」
「さぁーね?」
そう言うと、体が宙にういた。
「ふえ?」
「……結衣が、考えてたこと……しよっか?」
……えぇーー!今から!!??