第5章 其ノ肆
相『和也殿…もう…気持ち良さそうですね?
わた…くしも いいです…
あなたの体に夢中になってしまいそうですよ』
二『あっ…だめ…んっ… 気持ち……いい』
初めてなのにこんなに気持ちいいなんて…。
相葉は俺の事こんなことしたいという意味で好きなわけではないのに。
それでも、交じりあっている今は自分の方が勘違いしてしまいそうになる。
相『和也殿… 可愛いです。
もっと奥…突きますよ…』
二『ふ…くっ…あ…あ…早い…の
くる…し……あが……っんっ……あ…』
言うと同時に激しく下から打ちつけながら、口づけを何度も繰り返してくる。
まどろみの中で、相葉が愛しい目で撫で
口づけをした…ように見えたが目が覚めるともう姿はなく自分も周りもきちんと整えられていたのだった。