第4章 ひどいよ
「私影山くん好きだよ!」
日向が振りむくと里奈が立っていた
「え‥」
日向は驚いた
「ひどいよ!日向!こんな告白になるなんて‥」
「ごめん‥里奈」
「日向の馬鹿!」
里奈はそういうと行ってしまった
「待って!里奈さん!」
影山は里奈を追いかけた
日向は屋上へ向かった
「日向!」
「谷地さん‥」
「日向は何かあったらいつもここに?」
日向は頷いた
「里奈に嫌われちゃった」
「どうして?」
「影山に里奈が好きって言われて告白するのを阻止しようかなって思ってそれで影山の悪い所を見つけようと思ってたんだけど見つからなくて」
日向はため息をついた
「誰にだって欠点はあると思う」