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レイジーシンドローム
第3章 残暑
「あっ!」
一際大きく突き上げられて腰の動きが止まる。
達したかと思われたが、中にある原田自身からはそのような脈動を感じられない。
「・・・原田?」
香苗に体を預ける形で啓太は倒れ込んだ。
「あ・・・ちょっと疲れただけです。」
もう一度腰を動かすけれど、すぐに止まってまた倒れ込む。
「ははっ・・・ダメっすね。運動不足かな。」
情けないなぁ、と照れ笑いでごまかす啓太。
ずるりと性器を引き抜き、2人並んでベッドに寝転がった。
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