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レイジーシンドローム

第3章 残暑


「香苗さん。」
「ん?」
くてっとベッドに横たわる香苗の横に、啓太も横たわる。
「俺にもして?」
香苗は数秒思案する。

彼女はしてくれないの?とは香苗には言えなかった。

ゆっくり体を起こして啓太の上にまたがる。
それだけで啓太の興奮度が上がった。
「あんま上手く無いよ?」
「うっそだー。」
くすくす、2人して穏やかに笑う。

彼女はしてくれないからしてほしい、とは啓太には言えなかった。
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