【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《前編》
第6章 過去の真実、青い棘
僕はある日決心し、死神業に就くことを決意した。
理由は簡単。死神として生きていかないと野垂れ死んでしまうから。
あの傲慢の悪魔の言う通りだな。
なると言ったら、まずは悪魔は大きな鎌をくれた。
死神といえば鎌らしく、それで魂を狩る、と。
僕は人の命である魂を食べるのはどうしても気が引けた。生理的に無理な話だ。
と言う訳で狩ってきた魂は全て悪魔たちに分けると言うことだ。
まず、悪魔から命令された人間を人間界に行って狩り、取ってきた魂を悪魔に渡す、と言う至ってシンプルな仕事。
悪魔から命令されたターゲットって……?
「シスター…いち、松…?」
シスターってことは教会で働いてるのだろうか。
どんな人なんだろう。