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【おそ松さん宗教松】セーチクダイ・スロラーニュ 《前編》

第5章 愛の溢れた、黒い太陽


「トド松トド松トド松トド松トド松ゥ!!」

叫んでいるのは十四松だ。
今朝、十四松がいつまで経ってもトド松が帰って来ない違和感にいまさらながら気づいたらしい。
僕も、そろそろ潮時かと思い、十四松に本当のことを教えたんだ。

トド松はいないって。十四松の代わりに魔界へ行った、もう二度と会えない、と。

それを言ったら、見ての通り十四松はこの様だ。

狂って飛べない羽をばさばさと動かす十四松。
黒と白が交ざり、清純か邪悪か分からない色した羽を。

「トド松のバカ!何で僕を天界に戻したのっ!?」

「………」

「何でっ…………









こんな地獄のような場所にっ………」
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