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【黒バス】シュガーポット

第19章 記憶のカケラ


数日後、桜は一人で街を歩いていた。
目的を持たず、ふらふらと辺りを見ながらゆっくりと歩く。
そして、ふと目に留まったカフェの前で足を止めた。
「…ここ、来たことある……」
たたずんでいると、カフェの店員が声をかけてきた。
「お客様、お一人ですか?どうぞこちらへ」
「い、いえ…あの…」
笑顔を向ける店員に慌てる桜。
桜の反応を気にする様子もなく、接客する店員。
入るつもりはなかったが、流されるままに桜は席についた。
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