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【黒バス】シュガーポット

第17章 あなたが生まれた日


授業を終え、部活に励み、辺りが薄暗くなる頃、緑間は校門に姿を現した。
少し離れた場所で、うつむき加減で立っている桜を見つけ駆け寄る。
「桜…待たせてすまないのだよ」
「・・・・・」
「桜?」
反応のない桜を不思議に思い、再び声をかけた。
すると、驚いたように顔を上げる桜。
「あ、ごめん。お疲れ様!」
「どうかしたのか?」
「なんでもないよ」
笑ってはいたが、いつもと様子が違うと感じた緑間。
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