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【黒バス】シュガーポット
第16章 傘に隠れて
「緑間君のことだよ。誕生日が近いって教えてくれたの」
自分の話題だと知り、緑間はそっと桜に視線を移す。
「むしろ私の方が不機嫌だよ!教えてくれればよかったのに」
「…聞かれないから言わなかっただけなのだよ」
どこか決まり悪そうに答える緑間。
「もぉーそのせいで高尾君にからかわれちゃったじゃない…」
「な、何をされたのだよ!」
慌てた緑間は、桜に詰め寄る。
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