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【黒バス】シュガーポット
第16章 傘に隠れて
傘が二人の距離を邪魔をする。
足早に歩く緑間を、桜は小走りに追いかける。
「緑間君、待って…!」
言いかけた瞬間、緑間は立ち止まり口を開いた。
「あいつと…高尾と何を話していたのだよ…」
「え…?」
傘に隠れて表情は見えないが、声色で感情は明らかだった。
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