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【黒バス】シュガーポット

第15章 テスト勉強


「あ、いや…そういう意味ではないのだよ…」
口ごもる緑間を、そっと見上げる桜。
その頬は、うっすらと赤みを帯びている。
「…桜を…他の男に見せたくないのだよ…」
小さな声で呟く緑間の言葉。
微かに聞こえたその言葉に、桜は小さく笑った。
「緑間君のやきもちやきー」
「う、うるさいのだよ!」
緑間は、空いていたもう片方の手で、桜の頭をクシャクシャに撫で回す。
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