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【黒バス】シュガーポット

第15章 テスト勉強


「さっきも心なしか顔が赤かったようだし、具合でも悪いのか?」
そう言って腰をかがめると、おでこ同士をくっつける。
「熱はないようだが…帰って休むか?」
視線を合わせ、優しく髪をなでる緑間。
「だ、大丈夫だよ。ちょっとこの本読みふけっちゃっただけ」
「そうか?なら良かったのだよ。で?何を読んでいたのだよ」
緑間は、桜が手にしていた本に視線を落とす。
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