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【黒バス】シュガーポット
第14章 蟹座の厄日
「…黄瀬君?大丈夫?」
桜は、黄瀬の目の前でひらひらと手を振ってみる。
我に返った黄瀬は桜の両腕を掴んで口を開く。
「桜っち!俺の家に泊まりに来ないッスか?!パジャマ見たいッス!」
「バカか!」
「痛っ!」
スパーン!と音がして、緑間は手にしていた本で黄瀬の頭を叩いた。
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