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【黒バス】シュガーポット

第14章 蟹座の厄日


休日の昼下がり、桜はカフェのテラス席で読書をしていた。
向かいの席には、緑間が本を片手にアイスコーヒーに手を伸ばしている。
初夏の風が通り抜け、近くの樹木がさわさわと音を立てる。
青々とした葉は、太陽の光を浴びて眩しいほどに輝いている。
時折視線が合えば、お互いに笑いあう。
そんな、穏やかな時間を過ごす2人。
しかし、桜の背後に近づく1人の人物によって
空気は一変した。
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