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【黒バス】シュガーポット
第13章 お泊り
「試合の前でも、こんなに緊張することはないのだよ」
「そうなの?」
緑間も、桜の背中に腕をまわし抱きしめる。
「俺がこんな風になるのは、桜の前でだけなのだよ」
「…そっか…」
「ましてや、こんなにも早く桜を抱きしめて寝るとは
思ってなかったのだよ」
「そ、それは私も同じです。でも、真子ちゃんにちょっと感謝かな」
緊張がほぐれてきたのか、口数の増える桜。
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