白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18
第2章 幸せの時間
もちろん二人は初対面で
人見知りって言うより
極度の男嫌いな姫凪は
オイカーくんを受け入れないから
「キミのが先約なんだからさ
他行くなら俺が行くよ」
『いえ、私が…』
「だから俺が…」
"どうぞとうぞ"的なアレが繰り広げられる
そんな予想通りの展開にホッとして
二人をそのまま席に着かせて
昼飯タイムを続行した
途中オイカーくんがズボンを汚す
ベタなハプニングがあり
甲斐甲斐しく世話する姫凪には
チョット妬いたけど
『うん。どういたしまして
チョット黒尾さん
何ニヤニヤしてるんですか?』
「前に俺が教えたやつだなァって
思ってねー
あの時はもっと盛大に汚したよな
その時の姫凪ちゃんの顔と
さっきの及川そっくりで…ブッフォッ!」
まぁ、対処法は色々あるわけで。