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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第5章 歪みに飲まれる愛


俺の息も荒くなって
姫凪ちゃんの上に落ちていく

マジでやっちゃおうか?
小さな秘密じゃ
絡め取れない
この子の心を
事実と言う名の毒で蝕んでしまいたい

無駄な抵抗を繰り返す身体を
膝で抑えたまま
俺も自分の服を緩めていく

『お願い…止めて…
鉄朗…助けて…』

切れてる電話の向こうの相手を
必死に求める姫凪ちゃんに
きっとどれだけ犯しても
手に入らないと
思い知らせれる

なんで?
なんでクロちゃんなのさ?

歳も同じで
職種も稼ぎも
ほぼ一緒でさ

「そんなに好きなの?
なんで?
クロちゃんじゃなきゃダメな
理由っなんだよ
俺にこんなに濡れてるくせに
他の男の名前なんか呼ぶなよ
俺に溺れたら良いじゃん…」

俺だってキミをイカせる事だって
出来るのに

なんで手に入らないだよ

ムカツクよ

『及川さんなんか嫌い…
鉄朗じゃな…ンんっ!』

喋るなよ

「声、もう我慢しなくて良いや
…まぁ、出したくても
出せない状況になるんだけどね」
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