白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18
第5章 歪みに飲まれる愛
俺の声に
必死に抵抗するものの
声をあげないのは
伏せたままの携帯が
クロちゃんと繋がってると
思ってるからかな
そうだよね
好きだもんね
俺にこんな事されて
濡れて頭真っ白になりかけてるのに
それでも消えないくらい
クロちゃんが頭の中も
心の中も占拠してるんだもんね
「気に入らないね…
俺でイッパイになりなよ」
さっき寸止めした指を
ナカに押し込むと
クチュリとエッチな音が立って
小さく上がる悲鳴が
小さい掌で塞がれる
「凄い濡れてるね…
クロちゃんにだけ?
じゃあ、これはナニ?
こんな大きな音立ってるよ
ほら、ドンドン溢れて来る
声も我慢しなくて良いのに
素直に出せば
もっと気持ちよくなる、よ」
掌を引っぺがして
頭の中上でまとめると
小さな胸が
細やかな揺れを見せる
「あぁ…コッチ忘れてた
ちゃんとシてあげるから…ね」
濡れた指でシャツのボタンを開くと
さっき脱がせたパンツと同じ柄の
ブラが小さな膨らみを隠してる