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白昼夢第4幕【月桃模様ーさんにんもようー】黒尾✖及川 ®18

第1章 キミと俺のハジマリ


「あの二人が揃ったら
恋より愛より数字だからね~
あのコンビは
徹夜させない様にだけ注意しとけば
大丈夫なんだよ
さて、俺の予備のズボン貸してやっから
着替えてくれば?
アフターファイブは連れ回されるぞー」

うっわ~…時間忘れて仕事とか…
赤葦クンとは
絶対合わない気がする…

触らぬ神に祟りなし
あんまり深入りしない様にしよ。

まさか姫凪ちゃんまでも
仕事オタクだとは信じたくないけど

部内の誰も否定しないとか
触らぬ神に祟りなしは
こっちも??

「オイカーくーん?」

「あ、ごめん。
じゃあ遠慮なく借りるね」

クロちゃんにズボンを借りて履き替え
軽く会議したり
雑談したり
あっという間に暮れる日

その間も姫凪ちゃんは
帰ってこなくて
結局その日顔を見たのは

『お疲れ様です
お先失礼します』

帰る間際の一瞬だった。

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