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イン・ザ・ルーム ~ ドラマのあの人と××× ~

第5章 成瀬 ルーム


~ 松本side ~

成瀬さんの中が 俺のモノにねっとりと絡みつく 。

目の前の光景 、音 、刺激が 全て快感となって俺を襲う 。

「 あぁ ... 、もう っ 、出して ... 、いいですか ... ? 」
成「 んあぁ っ 、んん ... っ 、はぁ っ 、あぁ っ ... 」

そう聞くも 成瀬さんからは返事がなく 、我慢出来ずそのまま中で果ててしまった 。

その数秒後 、成瀬さんも果て 、自分の腹に白濁を吐き出した 。

俺は 、成瀬さんに重なるように倒れ込み 、荒い呼吸を繰り返した 。

成「 ん ... 、はぁ ... 」

無理 ... させたかな ...

「 ごめんなさい ... 」

色々な事を考えるうち 、思わず零れた言葉 。
その言葉に 、成瀬さんがぴくりと反応する 。

成「 嬉しかったですよ ... 」

思わぬ言葉に 成瀬さんを見ると 、力なく微笑んでいた 。
こんな顔 するんだ ...

「 ... お風呂 行きましょうか 」

意外な表情に照れてしまったのを隠すように起き上がり 、ずるりと自身を抜き去った 。

成「 ん ... っ 」

まだちゃんと力が入らない成瀬さんを抱き抱え 、風呂へ行って 俺が出したものを掻き出した 。

情事の痕もしっかり綺麗にして 、再びベッドに入る 。

「 俺 ... 、どんな成瀬さんも 受け入れます 」
成「 え ... ? 」
「 過去は変えられないけど ... 、これからは復讐の為じゃなく 、俺のために 生きてください ... 」

これは ... 本心 。

成「 本当に 優しい人ですね ... 」

ふと成瀬さんの方を見ると 、カーテンの隙間から零れる月の光に照らされ 、頬が濡れて光っていた 。

この人は 、絶対に離しちゃいけない人なんだ ...

俺よりもずっと小さくて細いその身体を 、壊れないように優しく抱き締めた 。


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