• テキストサイズ

好きになったっていいじゃない【アイナナ】R18*完結*

第13章 Hold me


「や……やめて……」

「……ボクにキスされるの……キライ?」


天の声が直接脳を刺激して、それが背中から腰まで一気に貫いていくみたい。

ぞわぞわってするような擽ったいような妙な感覚。
(ちょっとエロい気分になっちゃうから。
マジでやめて……)


「ねぇ……答えてよ」

「ちょ……天っ……だめ……だよ」


頬に何度もキスをしてくるから手で払おうとすると手首を掴まれて手のひらにキスをされてしまう
(しかもわざとチュッって音をたてるんだもん)


ねぇ、本当に死んじゃうから……



「照れているは可愛いよ」



甘く囁くその声に頭がクラッとして意識を手放してしまいたくなる。

そんな私の気持ちがわかってしまったのかな?

体を引き寄せられて、天の膝の上に座らされてしまう。


み、密着してるよ
素肌と素肌が……!


照れくさいし、恥ずかしいし
でも、天にギュッと抱き付きたい衝動もある。


抱きついてもいいかな?



「……。ボクを抱きしめてくれないの?」

「っ……!!」


ちょっと拗ねたように睨んでくる天が……!
(可愛いんだけど!!めっちゃ可愛い!!)

だめ!!
絶対に今の顔はダメ!!


もう


「はぁあああん……」








……昇天してもいいですか?

/ 64ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp