第5章 じいまごハワイの夜♡
【松本side】
風が心地よいベランダ
そっと肩を抱き寄せる
「も……泣くなよ…」
涙でグシャグシャでクシャクシャな顔
「ふっ、はははっ(笑)、マジで泣きすぎだよ智サン」
大「俺だってもう泣きたくないよ~(泣)」
って、また泣いてるし
ハワイロケで収録中にボロボロ泣いた酔っぱらい智サン
収録が終わって皆ホテルに戻り、一段落して部屋を訪ねると、ベランダで独り夜景を見ながらやっぱり泣いていた
「何なん、マジで(笑)」
大「俺だってわかんない、わかんないけど泣けてくるんだからしょうがないんだよ~っ」
ポロポロと涙が頬を伝う
「もう泣かないの、俺が居るでしょ、ずっとずっと傍にいるから……」
肩を抱いていた手を智サンのあご下にやり、頬を伝う涙にチュッと短いキスをしたあと、クッと上を向かせてそのまま唇を塞いだ
大「ふ、ぅん……っ」
舌を絡ませ水音を響かせる
キスをしながら部屋へと連れ戻し、ベッドに押し倒す
「智サン……抱いてい?」
大「っん、はぁ……」