第10章 あみだくじ
「あ!優里ちゃん!何かオレ達偶然よく会うね!」
とにこやかに言った。
がわたしが暗い顔していたのか
「どうしたの?何かあったの?」
と言われたので思いきって瑠美ちゃんの事と大学にするか就職するかの悩みを話した。
……
「そっかー…」
と一言言いコーヒーを置いてから私の隣に来て耳元で
「オレなら優里ちゃんを幸せにするよ!」
とささやかれ少しドキッとした。
もじもじしていると
「ま、とりあえず恋愛は後でも連絡先知ってれば解決出来ると思うから、進学するか就職するかあみだくじで決めない?」
私は
「え?あみだくじで?」
とぽかーんとなると