第11章 Festival2
「小野さーん。お疲れさまです。」
「あ。あやめちゃん。お疲れ~。」
「隣、良いですか?」
「うん。どうぞ。」
客席に座る小野大輔さんを見つけ隣の席に座る。
「小野さんが来てるなんて、驚きました。」
「そう…かな?」
「はい。神谷さんにお伺いして、ビックリしましたもん。」
私は、今さいたまスーパーアリーナに来ている。
『徹也』と『自由』に誘われた『キラフェス』
声優さんが集まるfestival
この日のために、キャスト達は練習や稽古を積み。
ファンのコ達は、オシャレをして満喫しようとやってくる。
そして、着ているTシャツやアクセサリーは好きな彼らの担当色。
出演者は…
神谷浩史さん(紫)
浪川大輔さん(黄)
入野自由さん(赤)
柿原徹也さん(緑)
代永翼さん(水色・青)
木村良平さん(水色・赤)
江口拓也さん(水色・黄)
岡本信彦さん(白)
吉野裕行さん(ピンク)
カラーが決まっていると言うのは、先日自由から教えて貰った情報だ。