第45章 heat(裏)
「奥っ…苦し…っ」
「あぁ…奥まで…届いてる。」
「苦しい?…っ…でも…苦しいだけじゃ…ないよね?」
言い終えると同時に、奥をグリグリと擦る。
「あやめは…んっ…コレ好きでしょ?」
一気に閉まる内壁に、咄嗟に腰を引く。
「やっ…!」
予想外の行為から来る快楽にあやめも戸惑っているようだ。
「何処が良いか教えてよ?」
少しずつ、小刻みに揺らしながら内壁を探る。
あやめの良いトコロは、ある程度は知ってる。
でも…
俺が知らないトコロがあるなら、一つ残らず知りたい。
荒くなる息、艶っぽい声。
放すまいと締まる内壁。
柔らかくなったり、締め付けたり…
絶妙なタイミングで俺を責め立てる。
「ここっ…んっ…なんだ…っ」
声に出さなくてもカラダが教えてくれる。
「もっと教えて…」
角度を変えて、隅々まで探ればピクッと震える。
「そんなに締めないで。」
「我慢出来なくなる。」
動きを止めて、瞼を閉じて深呼吸。
何回耐えたんだろう…
多分…これが限界…
動かなくても絡みついてくる内壁に絶頂へと導かれる。
「もう…我慢出来ない…」
再び覆いかぶさり、軽く唇に触れる。
半開きの唇から漏れる吐息。
あやめも一緒に連れていくよ。
大きく息を吸い込み、深い抽出を始めた。