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恋ぞつもりて(裏)~声優さんと一緒~

第5章 片想い


「あやめさん?」

不安そうな瞳で私を見つめる。


「あっ……えっと…」

演じるの。
出来るでしょう?

大丈夫。
私なら出来る。

大きく息を吸い込み、一呼吸置く。

真っ直ぐ前を向く。

「ノブくん。」

「それは、好きな人ってこと?」



「えっと……そう…かもしれません…。」

はにかむ笑顔に私の顔はピクリとも動かない。

やれば出来るじゃない。

大丈夫。
この調子で…ね。

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