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第5章 かっこいい姿
「ただいま〜」
気だるげな声とともに家に入ってくるのは、俳優であり、私の彼氏である遊都。
おかえりなさい。って言いながら玄関までお出迎え。
「今日も疲れたよ〜!」
私の姿を見るやいなや、ぐでーっと体重をかけてくる。
「今日も遅かったねぇ。お疲れ様っ」
よしよし。と、頭をなでてあげる。
これが、遊都が仕事から帰った時の恒例行事だ。←
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