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黒子のバスケ〜幻の彼〜

第4章 え!?


黄瀬は里奈を呼び出した

「目を覚ましたらどうっスか?」

黄瀬の言葉に里奈は首をかしげた

「目を覚ますって何から?」

「青峰っちの事っスよ」

「大輝隠れてないでおいでよ」

里奈は青峰を呼んだ

「里奈さん‥」

「桜井くん?皆どうしたの?大輝ならここにいるよ‥」

「青峰っちがみえてるのは里奈っちだけっスよ?」

「え‥そんな‥」

里奈は信じられなかった

「大輝?」

『俺はあの時死んだんだ‥』

「大輝‥大輝!!そんななんで‥」

「里奈っちは青峰っちへの思いが強すぎて幻覚のようなものを作り出してしまったんスよ」

里奈は顔に手をあて泣き出した

『里奈‥お前が現実をうけいれてくれないと俺は行けねぇよ』



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