第3章 永久の向日葵☆音也
舞「あの時とは違うよ?」
私は出来るだけ笑顔で言った。
舞「この向日葵が枯れても、種は残るよ。それを育てれば、また次の向日葵が咲く。…そうやってこの向日葵は永遠に咲き誇るから。」
音也「…ぷっ!」
舞「えっ?そこ笑うとこ!?」
音也「だって君があまりにも、演技っぽいから!!」
えっえっ?私、今どんな感じだったの?
音也は楽しそうに笑っている。
まぁ笑顔が見れられたし、いっか。
…でもこれだけは言っとこ。
舞「私はずっと音也のそばにいるよ。…これ本心だから。」
音也「あー先に言われちゃった!…俺もずっと舞のそばにいるよ。」
そう言って、私にキスをしてくれた。
…なんだかこれって。
舞・音也「誓いのキスみたいだね!」
私たちは顔を見合わせて笑った。
ー向日葵に誓うよ。あなたとの未来を。