第9章 一緒に…!☆翔
でも困ったことがあった。
それはキャラの個性が強いこと。
これも面白い要素の一つだが、これが私たちにとって二つ目の難関だった。
翔「今回はどんなキャラなんだ…?」
舞「設定を作らないといけないみたいですね。…難しいです。」
翔「それもオーディションの一つってことか…」
キャラが良くないと話も面白くならない。
しかも原作に見合うくらいのものを考えないといけない。
『お互いの本音をぶつけ合う』
それはより良いものを作り出すために必要なのかも?
演技審査の本当の意味がわかった気がした。