第12章 授業最終日
「加藤さんおはよう」
「おはよう神崎さん」
「あ‥烏間先生」
「もうすぐなのはわかっているな?」
皆は頷いた
もうすぐ実行する時がくる
「無茶はするなよ?」
「無茶をしないと殺せんせーを助ける事も殺すことも出来ないよ烏間先生」
カルマがそういうと烏間先生はフッと微笑んだ
烏間先生は職員室へ向かった
殺せんせーが教室へ入ってきた
「皆さんおはようございます」
「おはよ‥殺せんせー‥」
今日が最後の授業だ
(今日が最後の授業‥殺せんせー‥)
「教科書62ページを開いてください」
今日が終わればあとは殺せんせーを助けるのみ
「里奈さんよんでください」
「‥なぜ人は過ちを犯してしまうのか。それは誰にもわからない‥」
里奈は涙をこらえきれずに読んでいた