第5章 秘密
「中学校入ってから抜けたってことは二年前?」
里奈は頷いた
「また依頼がきています。里奈さんに戻ってきてほしいんです」
シロは里奈の腕を掴んだ
「私は戻る気はない!!」
「なぜだ!人の殺し方を教えてやったのは誰だと思っている!」
「確かにそれはあなたです。ですが私はこの力を誰かを助けるために使いたいんです!!」
「というわけだから里奈にはもうつきまとわないでくれる?」
カルマは里奈を後ろから抱きしめながらいった
里奈の顔は赤くなる
「なら‥勝負だ。その想いが本当かどうか試してやろう。君がかったら大人しく身をひこう。だが君がまけたら仲間にもどってきてもらう」
「殺せんせーどうにかならないの?」
「里奈さんが自分で解決しないと意味がありません。もし里奈さんに何かあったら私が守ります」