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喪女Φ恋

第5章 夏休み


そしてしばらくしたら
三釘くんが走りながらこちらへ来て
「悪い、ちょっと支度に手間取って…」
と膝を少しまげはぁはぁと走り疲れた声で言った。

そしてそれぞれ自己紹介をし終え、さっそく海に行き着替え場に入ると若菜さんが笑顔で
「青音!あんた良い男連れてきたね!あたしあの人タイプかも…」
と言ったので私は
「…三釘くんってチャラくない…?」
と聞いてみると
「良いじゃん!気軽に話せそうだし!ってか自己紹介の時も明るくて良い感じだし!あ、もう一人の男子…小窓だっけ?あの人は柚葉ちゃんが誘ったの?」
と茜ちゃんを見ながら言うと
「そうです…、あ、茜で良いですよ本峰さん」
と茜ちゃんが返すと若菜さんは
「分かった!茜!よろしくね!青音も、今日は5人で楽しもうね!」
と明るく言った。

(あ…、そう言えば若菜さんはバレー部の練習で疲れてるんじゃ…)
と思いチラッと若菜さんに目をやると、?とした顔で見返してきたので
「若菜さんごめんね、よく考えたら若菜さんバレー部の練習で疲れてるよね…」
と言うと

「そんな事気にしてたの?大丈夫だよ!一年生はまだボール拾いとか基礎練とか軽くスパイクやレシーブやブロックの練習するぐらいだから!」
と笑顔で返してくれ、私達5人はその日楽しく遊んだ。
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