第12章 Coming out
及川side
現在、部活中。
正確には休憩中。
及川「えっ?!!!なにそのカミングアウト。」
「カミングアウトってほとでもないですよ…。」
花巻「いや、充分カミングアウトですよ。白星さん。」
「そうですか…。?」
時は遡ること約20分……
「及川さんっ。」
及川「……!!なに?」
いろいろ仕掛けてやろなんて
考えてたターゲットのお嬢さんが目の前に。
「私もランニングとか…その、最初の方いれてください。?」
及川「??いいけど?見ての通り、運動部のペースだよ?大丈夫?」
「はいっ。こう見えて、中学まではバスケ部で……っていっても全国はいってないんでソコソコな…」
とりあえず、白星ちゃんがしゃべり終わる前に話を止める。