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第5章 From Tokyo
黒尾「あーいや、なんでもないわ(笑)無理すんなよ~!泣いても知らねぇかんな~(笑)」
「ふふっ、はいはーいっ」
黒尾「じゃあな。」
黒尾さんの声もどこか寂しそうで
ずるい。
べつに、付き合っているわけでも、惚れてる訳でも無い。
ただ、居心地がいい。
親の事情を全て知っている中学の頃から知ってる先輩。
なんでも話せるはずの先輩。
そんな人にまで強がるなんて
馬鹿みたい。
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