第1章 StarT Line
黒尾side
あー。白星がいなくなって
もう1週間も経つのかよ……。
研磨「クロ…。いい加減ウザイんだけど?」
黒尾「ツレないねぇ。もーちょっと慰めてくんねぇかな?(笑)」
そう、俺は絶賛グレまくり期間。
あんなにカワイイ子俺の白星が入学してきて
バレー部のマネやってくれるっつーのに。
まぁ、ご両親の事は……
仕方ねぇかもしんねぇけど。
女の子1人だし?!
やっていけんのか…?!
つか、心配しすぎて死にそう。
俺はアイツの親かっ!!
黒尾「はぁぁあ~。研磨~。」
研磨「ねぇ、離さないと殴るよ…。」
黒尾「?!な、殴る?!わ、わかったよ、離れるからっ!!」
ったく。
まぁ、とりあえず。
LINEを開いて一言だけ。
〝 何かあったら連絡しろよ 〟
~