第1章 男の部屋に来る意味【孤爪研磨】
姫華side
ただいま、研磨に押し倒されています。
(ベッドに)
『え、何で??え、ちょ、研磨?なにしてるの?』
まぁ、見えるのは研磨の顔と、天井ぐらい
何でこうなったんだっけ
【遡ること3時間前】
『うああああぁぁ!!研磨あああ!』
研磨「うるさいな、何?」
『課題終わんない助けてええええええ』
研磨「、、、、、はぁ。何でやっとかないの。」
『ごめんなさい、、、』(ショボン
研磨「っ、、、、いいよ。図書館とかでやるの?」
『え、研磨の部屋で良くない?』
研磨「は?」
『あ、ごめん。勝手なこと言って、、、、えっと、ウチ?』
研磨「いや、別にいいけどさ。俺の部屋でも。
でも、姫華はいいの?」
『うぇ?何で?いいよ?別に部屋が汚れてるとか気にしないし!』
研磨(そういう問題じゃないんだけど、、、)
【研磨部屋】
『わぁぁああああ!ついたー!研磨の部屋広いね!』
研磨「別に普通だと思うよ。」
『えーすごいよー!ひろーい!あ、ベッドも大きい!』(ボフンッ
研磨「、、、、、、、、」(プツン
ギシッ
『ふぇ?研磨?』
研磨「、、、、、、、、、、、、、、、、」
『研磨?ねぇ、どうしたの?』
【で、冒頭にもどる。】
という訳なんですが。
『研磨?ねぇ、大丈夫?』
さっきから無視なんですが!!!!
『ねぇ、研m......』
研磨「大丈夫じゃない。」
『うぇ!?うそ!?本当!?どっか悪い?具合??』
研磨「そうじゃなくって!」
『?じゃぁ、な___んんっ!?』
え?な、何?
唇に生暖かいもの。研磨のドアップの顔
クチュクチュといやらしい音
『ん、、、ふぁ、あ、、、、、んあ』
苦しくて、息を吸おうと口を開けると
自然と入ってくる、研磨の舌。
『んっ、んあぁ、!!!』
息ができなくて、胸板を押すもここで生まれる男女の差
ようやく離してくれた、研磨。
この時、ようやく私は理解する。
私、研磨にキスされたんだ。