第38章 しあいのあと。
試合が終わった後にみんなで向かったのはなぜか私の家。
「打ち上げしよーぜー!」
そう言ったのはクロ。
場所として出たのは、飯が美味くて騒いでも怒られない、バレー部全員が入れる場所。
ってことで白羽の矢が立ったのが私の家。
結局私が折れてバレー部御一行をご招待ってわけ。
最寄駅に着くと私はクロに家の鍵を渡した。
『1年生借りてくね?買い物しないと料理も出来ないし。冷蔵庫の飲み物くらいだったら飲んでていいから。じゃあよろしくー。』
そう言い無理やり家の方に送り出すと、私、リエーフ、犬岡、芝山は私御用達のスーパーに足を向けたのだった。