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あいつはねこまのわんこ系少年【HQ】

第23章 まだまだ夏休みは終わらない!2日目‼︎



「いらっしゃいませー!」

店員さんに案内され6人掛けの席に座る。ふわふわの店内に異質な6人組。

「なあ、美優。ここは?」
『スイーツのバイキングですが?』
「ほぼ男で構成されたこのメンバーでスイーツバイキング…」

赤葦、クロはげんなりした顔をしている。

『だって甘いもの食べたかったんだもん…ね、蛍?』
「ツッキーならもう取りに行きましたよ?」

蛍に話しかければ蛍はとっくにいなかった。さすがスイーツ男子。

『パスタとか軽食もあるから許して?』

私がそう言うとクロも赤葦もため息をつく。

「夜は俺達の好きなとこ行かせろよ?」
『わかってるって。』

クロと赤葦をテーブルに残し、私達はケーキのショーケースに向かう。

『美味しそ…』
「ねえ、美優さん。」

先にケーキを取りに行った蛍が私に話しかける。

『何?』
「僕食べたいもの多くて決めれない…シェアしませんか?」

シェアしたら倍は別の味食べれる…?蛍の意見に了承すればリエーフもその話に乗っかってきた。

『私、期間限定品行くね?』
「じゃあ僕クリーム系いく。」
「俺チーズ系とシフォン系いくよ。」

私達は各々の担当を決め、お皿がいっぱいになるまで盛り続けた。

見事に盛り付けられたケーキを持ち、席に戻ると、軽食コーナーからいろんな味のパスタを持ってきた木兎が早くも、もりもりご飯を食べていた。

「別で持ってきたお皿に切り分けながら食べるってことでいいよね。」
「わかってるって。」
『じゃあいただきます!』

掛け声をかけると私達は次々にケーキを口に運び始めた。

『期間限定のココナッツタルトとモカナッツたまらない…』
「ショートケーキは定番だけどやっぱり美味しい。ミルクレープも甘すぎないから食べやすい。」
「レアチーズケーキむちゃくちゃなめらか!シフォンケーキはふわふわでおいしいしか言えない!」

そんなこんなでシェアしながら私達は出ていたケーキを全て時間内に食べ尽くした。いや、全種制覇してから自分が食べたいものまた取りに行ったんだった。
クロや赤葦に引かれるくらい食べた。
蛍もショートケーキ食べれて満足した顔してるし。リエーフも木兎もお腹いっぱいみたいだし。
私もいっぱい美味いもの食べれて満足!
あー美味しかったぁ!


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