第1章 兵長の愛し方
エレンside
あれから、夜になり、俺は風呂に入った……
はぁ……結局、今日1日中兵長のことばかり考えてた。
よくよく考えると、俺、別に嫌じゃなかった?
確かに驚くけど……なんか……嫌じゃない
むしろ、構ってくれて嬉しいって感じがする。
これ……恋なのか?
いやいや、違う!
憧れの人だ!
うん!落ち着けエレン・イェーガー!
ガラララ……
ん?誰だろ?
……
エ「兵長!?」
このタイミングで?!
リ「……お前か……」
エ「いやいや!何入ってきてるんですか?!俺、今から出ますから!」
リ「待て!」
ガシッ
腕を掴まれた。
顔近い……////
リ「顔……赤くなってんぞ?」
エ「!////」
リ「……ふっ……馬鹿だな……」
チュッ
エ「!?////」
キスされた……
頭の中が真っ白だ……
リ「?……なんか違ぇな……こんなのは好きじゃねぇ……」
そう言って、俺を振り払った。
エ「いっ!」
リ「さっさと上がれ……邪魔だ……」
え?いつもと違う……なんか冷たい……
『 こんなのは好きじゃねぇ』
どういう意味だ?