第9章 友達
「なんで‥この世界に残るって言ってたじゃん!!」
「ごめん‥ドロシー!皆!!」
「わかってた‥わかってたよ!いつかはこの時がくるって‥わかってた」
「なんだよ!また僕だけ‥」
「ドロシーそれは違うよ!ドロシーは里奈ちゃんとずっと一緒にいたい!その気持ちが誰よりも強かっただけだよ!」
らぁらはマイクを手にとった
「皆で歌おう!里奈ちゃんのために!」
「そうね!!」
「わかったよ!!歌うよ!!僕も歌う!!」
歌を歌い始めた
(皆にちゃんと言えばよかった‥)
里奈は今までの事を思い出していた
(ごめんね‥皆‥本当には‥ごめん‥楽しかった‥楽しかったのは本当だよ‥)