第3章 嫌だ
「ありがとうございます」
「ドロシーよかったね!」
「‥今回だけだからな!」
「それとあと一人は‥シオン‥君だ」
「私か?」
ひびきはそういうとどこかへ行ってしまった
「里奈は‥見たことのない景色みたって言ってたよね?」
里奈は頷いた
「実は僕も見たことのない景色みたんだよ‥初めてライブした時。だから里奈の気持ちわかるよ」
「ドロシー‥」
「でも‥もう忘れちゃった‥初めてみたあの景色‥」
ドロシーは笑いながら言ったが里奈には涙をこらえてるようにみえた
「ドロシー!!ごめんね!私のせいで辛い思いさせちゃったよね‥」
里奈はドロシーを抱きしめた
「里奈‥」
「ライブ頑張ろうね!」